今となっては手軽なコンビニエンスストア。
どこにでもあり、24時間開いているので便利な分
ついつい買い物をしてしまいますよね。

しかしコンビニで販売している食べ物について不思議に思いませんか?




例えばおでん。
普通煮物というのは、煮れは煮るほど、具にタレが染み込んでいきますので
普通は具が沈んでいくはずなんです。
しかし、コンビニのおでんってずっと浮いていますよね。

自宅で炊かれたお米を置きっぱなしにしたらどうなりますか?
お米はカピカピになってしまいますよね。
実際にスーパーで買ったお弁当を、半日ぐらい置きっぱなしにしておくと
白飯は、カピカピになってしまいます。

しかし、コンビニに関しては、工場で製造されてから店舗に運ばれるまでに
それなりに時間がかかっているはずなのですが、何故か店舗に置かれている間
カピカピになることはないんですよね。
それどころか、消費期限が切れても腐ることがないんですよね。
どうしてでしょうか?

コンビニエンスストアは便利で24時間利用できる反面
24時間同じ質を保っていかないといけないんですね。
そのため、コンビニで販売されている食べ物に関しては
質を保つための添加物が数多く使われているんですね。

食品ジャーナリストの郡司和夫氏がこの辺を調べた記事がネットで出回っておりますので
そこから以下に抜粋してみました。


コンビニのおでんの練り物が浮いている理由
⇒原料のすり身にリン酸塩とソルビットをたくさん使う。
そうするとすり身の比率は下がり、おでんの汁も吸いこみにくくなる。
使った添加物はキャリーオーバーということにしておけば表示の必要はありません。
コンビニおでんはばら売りと同じですから、添加物の表示義務はありません
そうすると「練り製品はおでんのダシ汁の中で8時間浮いていること」が可能になります。


コンビニおでんのダシ
⇒かつお荒節や宗田かつお節を使用などと強調しているコンビニが多いですが、
これらは申し訳程度にブレンドしているだけであり、
ダシの主原料は醤油、ぶどう糖果糖液糖、砂糖、食塩、かつお節エキス、
たんぱく加水分解物、化学調味料などだそうです。
この濃縮液を各店舗で薄めて使っているそうです。
コンビニ店に入ると、おでんの良いにおいがしますが、これはかつお節エキスのにおいです。
かつお節を使っているといいながら、なぜかつお節エキスを使うのかと言えば、
かつお節を少量しか使っていないからだそうです。
実はこのエキスに化学調味料を入れているケースも多いそうです。


コンビニのおにぎり
⇒ほとんどのコンビニおにぎりに使われている添加物がグリシンという炊飯改良剤で、
ごはんのつやを出す効果や保存性を高める目的で添加されているそうです。
グリシンは人工的に合成されたアミノ酸です。
体内でつくられるアミノ酸のグリシンは脳に働きかけ睡眠を深くさせる作用があります。
こうしたことから、添加物グリシンは一部の製薬会社から安眠効果を高める
サプリメントとして販売されています。

しかし人工合成されたグリシンは体内でつくられるアミノ酸のグリシンとは別です。
「食品添加物公定書」という公的な専門書には、グリシンをモルモットに大量に与えると、
筋緊張の消失と一過性の完全麻痺が起こったという報告があります。
また、大きな特徴として右回りの円運動を行うとも報告されています。
大量に食べると、ということですが、グリシンはコンビニおにぎりだけでなく、
ほとんどのコンビニ弁当に使われています。


コンビニおにぎりの具
⇒おにぎりの具といえば、梅干しやサケが頭に浮かびます。
コンビニおにぎりでは、そのサケにも添加物が使われています。
サケの身のつや出しに甘味料のソルビット(ソルビトール)、品質保持のためにpH調整剤などが使われています。


コンビニパン
⇒コンビニエンスストアのパンには、pH調整剤が使われています。
pH調整剤は“日持ち向上剤”ともいわれ、食品のpHを弱酸性(6.0~6.5)になるよう調整することで、
食品の腐敗を抑える添加物です。
pH調整剤には、クエン酸、フマル酸、重合リン酸塩など複数の成分が配合されていますが
一括して「pH調整剤」と表示されますのでクエン酸、フマル酸、重合リン酸塩などが
使用されている旨の表示は必要ありません。
しかも、pH調整剤は多量に添加すると、食べた人の健康保持に不可欠な腸内細菌の善玉菌まで殺しかね可能性があります。


ざっと上げましても、コンビニエンスストアで販売している食べ物には、これだけの添加物が入っているんですね。
コンビニエンスストアは便利になった分、食中毒などのリスクを防ぐために
体にとってよくない添加物をたくさん入れることになってしまっています。