第八条腹式呼吸を意識的にする

忍者の必要条件として、集中するということがあります。
忍者は諜報員です。
任務遂行中、失敗をしたら命取りになります。
ですから、一点集中で任務を遂行しなくてはいけません。

集中力を上げるよい方法があるのをしっていますか?

それは、腹式呼吸をするということです。

呼吸は、胸式呼吸と腹式呼吸の二種類があります。
普段、無意識にやっているのが胸式呼吸。
そして、意識的に横隔膜を下げて肺を膨らませて呼吸をするのが
腹式呼吸です。

胸式呼吸よりも、腹式呼吸の方が
吸う空気量が多いです。
つまり、それだけ多くの酸素を吸うことができるということなんです。
酸素を数量が増えれば、脳に回る酸素の量も増えます。
よって、集中力を上げることができるのです。

ですから、集中力を上げたいときには、
五分ほど腹式呼吸をすると、集中力を上げることができます。

そして、腹式呼吸は集中力を上げるだけではなく、
健康にとってもいいのです。

横隔膜の下にリンパの塊があり、腹式呼吸をすることによって
横隔膜の下のリンパを刺激するので、リンパの流れがよくなるのです。


体内の老廃物は、リンパによって流されるのですが、
リンパは具体的に筋肉の動きによってしか流れません。

ですから、運動不足になると、リンパの流れが滞るのです。
しかし運動不足でも、腹式呼吸で横隔膜の下のリンパを刺激してあげれば
リンパは流れますので、健康にいいのです。

最近では、腹式呼吸は身体にいいと言われ始めてきました。

健康を保つために、是非腹式呼吸をいたしましょう。