第四条 健康用語に強くなる

忍者というのは諜報部員です。
沢山の情報を集めなくてはいけません。
そのためには、多くの言語が話せたほうが有利になります。

聞いたこともない言語が出てきて
それが聞き取れなかったがために
大切な情報を逃してしまったりします。

それは健康でも同じです。

「アミノ酸」「オリゴ糖」「過酸化脂質」「活性酸素」・・・


健康用語が出てきた際に、それが健康用語だと気が付かなければ
情報収集はそこで止まってしまいます。

最近では「オメガ3」の油なんていった商品が騒がれています。

「オメガ3」は、魚油に含まれているDHAやEPAや
エゴマや亜麻種子などの植物油に含まれているα-リノレン酸などの脂肪酸などを
総称として「オメガ3」と言っています。


つまり、青魚を摂っていれば、吸収できていた栄養素ではあったので
今更さわぐお話ではないのですが、最近では商品の数が多すぎて
物が売れなくなってきております。
そこで、今まで聞きなれていない栄養素などを持ってきて
「この商品には、この成分が入っています。この成分は何と何にいいんです」と
言って、いかにも凄い商品かのように売るのです。

そんなこともあって、いままでに聞いたことのないような
健康に関する用語が次々とでてきます。

別に試験をするわけではないので、すべての用語を抑える必要はありませんが
健康を目指すのでしたら、健康用語であるかないかがわかるぐらいには
なっていたほうがいいとは思いますね。